今年に入って、テーマパークについての大学での特別講義や有識者ヒヤリングのご要望をいただく機会が増えております。さて、これは単にコロナが収束から終息に向かう期待からなのでしょうか?
先日は、淑徳大学の観光経営学科の3年生の皆さんに、世界のテーマパークの歴史から最新動向まで、また日本未上陸の映像系集客施設(LBE:Location-Based Entertaimment)の動向などをお話ししました。
学生の皆さんからは事前に質問をいただいたのですが、そこには私がビッグサイトで登壇するセミナーとは異なる、消費者視点でテーマパークへの愛が溢れる質問が並んでおり、私もそれに答えるべく大変励みになりました。
思うに、時代は変われど、そして世界情勢は揺れ動いていても、人々は、この先どんなレジャー・エンタメ要素が我々の人生を楽しくしてくれるのか、という関心と興味のレベルは変わらない、いや、このストレス下では、より強まるかと思います。ただ、今は映像や高速通信のレベルが上がり、メタバースも勃興している中で、LBEでしか出来ないこと、リピート来場に繋がることは何かという点を極めることが肝要と考えます。
奇しくも昨日、Meta社のQuest2という、時代をリードして来たHead Mount Displayの値下げが発表されました。さて、普及が加速するか、LBEへの影響はどうか、見定めていきたいと思います。